発達障害に関する様々な支援

発達障害の子どもや発達障害の疑いがある子どもが支援を受けられる施設が様々ありそれぞれに特徴があります。
その特徴を理解して利用するようにしましょう。

子どもの頃に出る発達障害の特徴

子どもの頃に出てくる発達障害の特徴を知っておく必要があります。
※参考:発達協会王子クリニック

乳児期

自閉の傾向を持つ子どもは人見知りも殆ど見られず余り手がかからない場合が多いです。

多動の傾向を持つ子どもはハイハイの時期から落ち着きなく動き回る例もあります。

幼児期

自閉の傾向を持つ子どもは視線が合いにくい、指差しをしないなどといった特徴が出てきます。

環境の変化や特別な刺激に敏感で、こだわりや常道行動も目立つようになってきます。パニックを起こしやすくなる子どももいます。

多動の傾向を持つ子どもは衝動性、不注意が目立つようになり、他児とのトラブルや集団行動の取りにくさなどから「育てにくさ」を感じるようになってくる頃だとされています。

学童期

自閉の傾向を持つ子どもも人への関心が出てきます。ですが、関わり方が分からずイタズラなど不適切な行動を取ってしまう子どももいます。

多動の傾向を持つ子どもは学校でも落ち着きのなさや情緒の不安定さ、無くしものや忘れものが問題となってくる子どももいます。

発達障害かな?と思ったら

上記のような特徴が出てきたり、子育てをしていてあれ?と思うようなところがあったら、専門の機関に相談をしてみることをお勧めします。
『発達障害児の早期発見と5歳児健診』(非常に参考になる資料ですので是非お読みください※pdfファイル)の中で国立成育医療センタークリニカルアドバイザーの平岩先生は早期発見の大切さと診断の難しさを訴えています。発達障害の診断が出来る医療機関は極めて少なく、それに基づいた対応やトレーニングが出来るところはもっと少ないそうなのです。

乳幼児健診などで自閉の傾向がある子どもは1歳6ヶ月頃から発見は可能となりますが、多動の傾向を持つ子どもはなかなか診断が難しいとされています。それでも少しでも早く発見をする為に、症状が明確化してくる頃と言われる5歳児頃に健診を行う動きが鳥取、栃木、埼玉、東京などで始まってきています。

いずれにせよ保護者が注意深く子どもの様子を日頃から観察し、疑問に思うことが少しでもあれば、早めに専門機関を訪れ診断を受けて、適切な支援を受けることが大切となってきます。

発達障害を相談できる施設・機関

発達障害か気になる場合に気軽に相談できる施設・機関。相談ができる施設や期間なので診察していただけるわけではないですが、専門機関や適切な助言をしていただけることもあるので、少しでも気になる場合は相談してみるとよいでしょう。

市町村保健センター

健診なども行う市町村保健センターにまずは相談してみましょう。実際の子どもの様子などを見て必要なら専門の機関を紹介もしてくれます。発達に不安がある親子を集めた広場などを開催しているところもあるので、参加してみるのもオススメです。

児童相談所

育成相談や心身障害相談なども行っているので発達に関する相談を行うことも出来るのです。

子育て支援センター

育児に関する不安などを相談することが出来ます。児童館も同様で、幼児とその保護者向けの広場などを年齢別に行っているので参加してみて職員の方に相談すると、子どもの様子を見ながら助言などをしてもらえます。

発達障害の子どもの支援

発達障害の子どもの支援として代表的なのが発達障害者支援センターです。
相談窓口の情報(発達障害情報・支援センターHP)としてこちらに全国の発達障害者支援センターの情報も公開されています。
発達障害者支援センターでは何が出来るのかというと、発達障害者とその家族の日常的な様々な相談や行動面で気になることなども相談を受け付けていて、必要に応じて医療や福祉など専門の機関への紹介も行っています。他にも、発達支援として家庭での療育方法についてアドバイスをしたり、発達障害児の特性に応じた療育や教育、支援の具体的な方法について支援計画の作成や助言も行います。更に、発達障害者の就労支援や、発達障害の理解を深めるための啓蒙活動なども行っているので、発達障害に関したことならどんなことでも頼れる施設となっています。

小学生から高校生までの発達障害を抱える子どもなら放課後等デイサービスを利用することも出来ます。放課後や夏休みなどの長期休暇中に、生活能力向上の為の訓練等を継続的に提供することによって、学校教育と相まって発達障害児の自立を促進すると共に、放課後等の居場所作りを行っていく役割があります。
具体的な活動内容は、お絵かき、おもちゃ遊びなどといった創作的活動・作業活動の他、市の体育館で運動をするなど積極的に地域交流の機会も設けています。

親が子どもにできること

子どもの発達障害に気づいたら、早期に専門機関に相談し適切な支援を受けさせることが保護者の役割となります。発達障害を治すことは出来ませんが、特性を知って活かして本人が過ごしやすい環境を作っていくことは出来ます。

その中でも大切なのは、「本人の力を出来るだけ伸ばして、自立させ、生き生きとした社会参加をさせる」といった発達障害児に限らず親が子どもに願う普通の考えを念頭に、余り特別な意識を持ちすぎず、年齢相当の接し方、将来を見据えた接し方を心がけることが必要である。

まとめ

発達障害かも?と思ったらなるべく早く専門の機関に相談することが大切です。

その為には、発達障害の特徴を知り、重なるところがあるかなど気づけることがポイントとなってきます。

子どもの発達障害が分かったら、発達障害者支援センターなど発達障害に特化した専門の施設で、療育や教育、支援の具体的な方法などの計画や助言を受けることが出来るので、不安に思うことがあったら相談してみるようにしましょう。

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