発達障害の子供の見分け方

発達障害の子どもをどうやって見分けたらいいのでしょうか。

発達障害は何歳から分かるのか、どのような特性があるのかなどをまとめていきます。

発達障害を疑った時に相談できる機関についても知っておくとよいでしょう。

発達障害は何歳から分かる?

自閉傾向を持つ子どもの場合は比較的早くに診断がつく場合が多いです。

早いと1歳半頃から発達障害の疑いがかかり、3歳以降に正式な診断が下りるという形になります。

次に多動傾向を持つ子どもは、4歳以降に診断がついてきます。

発達障害かどうかを相談したり発見できるきっかけは乳幼児健診が1つのポイントとなりますが、一般的に健診は3歳児健診を過ぎてしまうと、次は歯科健診がメインとなってきてしまい、発達具合を見てもらう機会は少なくなってきてしまいます。その為、発見が遅れてしまうことが危惧されるので、近年では発達障害の特性が出てきやすい5歳頃に、5歳児健診を行う取り組みが始まっています。

発達障害の特徴や見分け方

発達障害児によく見られる特徴をまとめていきます。

人とのかかわりやコミュニケーションが苦手

特に自閉傾向を持つ子どもによく見られますが赤ちゃんの頃から視線が合わなかったり、人見知りをしない、後追いをしないなどが挙げられます。

言葉が話せるようになってからも、友達と適切にかかわることができず、トラブルを頻繁に引き起こしてしまうといったことも出てきます。

こだわりが強い、偏向性がある

車の種類、恐竜の名前など限られた分野に特化して優れた記憶力を発揮したり、そればかりにとらわれてやたらと執着をするようになることがあります。

また、自分で決めたルールや順番などがあり、そのパターンから外れてしまうと激しいパニックを起こしてしまうこともあります

感覚の過敏性

こちらも赤ちゃんの頃からよく見られますが、抱っこを極端に嫌がってのけぞるなどの特徴が挙げられます。同じように触られるのを嫌うことがあり、手をつなぐのが困難だということもよく言われています。他にも感覚の過敏性は様々で、砂の感触が苦手だったり、のりのようなベタベタとした感触を嫌がったり、敏感に反応を示すことがあります。

他にも、新生児期を過ぎても夜中に頻繁に目を覚ましてしまったり、眠りすぎてしまうなど、何らかの睡眠に関するトラブルを持っていることも多いです。

多動性や衝動性

落ち着いて座っていられない、1つのことを続けられないなどが挙げられます。

目的もなく部屋の中を歩き回ったりするなど、とにかくじっとしていられないなどがあります。

こういった多動傾向のある子どもは赤ちゃんの頃からハイハイで部屋の中をぐるぐると動き回るといったことも挙げられています。

また、気持ちの切り替えが苦手なことも多く、要求が通らなかった時などに感情が抑えられず、激しく泣き続けたり、癇癪を起こすことが見られます。

学習面に困難が出ることがある

知能に遅れはないのに、文章を読むのが苦手だったり、計算が苦手だったりと特定の分野の習得が困難といった特徴が出ることがあります。

特定の分野が苦手となるため、発見が遅れてしまうことが問題として挙げられます。

実はこうした学習障害だったと大人になってから分かることもあるなど、発見の難しさがネックとなります。

実際にあった発達障害のエピソード

人の持ち物を何度も間違えて持ち帰ってしまう

幼稚園の靴などの持ち物に、名前が記してあっても、間違えて人の持ち物を持ち帰ってきてしまったということが何度もあったそうです。これらは注意欠陥の傾向がある子どもによくあることで、トラブルとなってしまわぬよう、本人の好きなキャラクターや動物などのシールやワッペンを持ち物につけて、視覚的に訴えるよう工夫をしていくと改善が期待されます。

服が少し濡れたら着替えたがる

感覚過敏を持つ子どもは、定型発達の子どもとは比べ物にならないくらいの不快感を濡れた服などに感じています。感覚過敏は年齢と共に落ち着いてくることが多いとされているので、まずは受容することが大切です。服が汚れてしまいそうな時は事前にエプロンを着用させたり、袖の部分をまくりあげるなどトラブルを回避できるよう、大人が先回りして工夫をすることも必要となります。

感情に任せて友達を押してしまったり、物を壊してしまう

多動傾向を持つ子どもは衝動を理性で抑えることが難しいとされています。

こうした時は、まずは本人を落ち着かせてから、なぜ人を叩いたり物を壊したらいけないのかを、分かりやすく簡潔に静かに伝えるようにします。

こちらも感情的になってしまうと、気持ちは伝わらず怒鳴られたことに反応してより問題行動が起こってしまうので気をつけるようにしましょう。

発達障害の相談先は?

子どもの発達障害を疑ったらどのようにしたらいいのでしょうか。

まずは気づいたらすぐに専門機関に相談をして診断をしてもらうことが大切です。

相談先は、前の項目でも紹介したように、乳幼児健診にて保健師に相談ができます。

健診のタイミングと合わなかったら、保健師が常駐している保健センターや保育士のいる児童館や子育て支援センターでも相談できます

他にも児童福祉士、保健師、児童心理士、言語聴覚士などの支援が受けられる児童相談所でも相談を受け付けています。また、発達障害の専門機関である発達障害者支援センターに相談することもできます。こちらも児童福祉士、保健師などを中心に専門の職員による支援が受けられます。

まとめ

発達障害の子どもの特徴などをまとめ見分け方を紹介してきました。

子どもによって特性はそれぞれ違うので必ずしも当てはまるわけではありませんが、視線が合いにくいなどある程度のパターンに分けることはできます。

このような特性を踏まえて、子どもの発達障害なのではないかと思ったらなるべく早く専門機関に相談をしなければなりません。早期発見をし、療育を受けた方が本人も周りも過ごしやすくなることが期待されるからです。こうした発達障害の相談先についてもまとめたので参考にしてみてください。

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